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横歩取り基本手順

  • 管理人
  • 2017年4月17日
  • 読了時間: 1分

あいにくの雨でずぶ濡れになりました。管理人です。

さて、今回は相居飛車の中でもスリリングな戦いが楽しめる横歩取りの基本手順について見ていきます。

   図1

お互いに角道を開け飛車先を突き、金を上がって飛車に備えて図1になります。

(手順は▲7六歩△3四歩▲2六歩△8四歩▲2五歩△8五歩▲7八金△3二金)

ここからお互いに飛車先を交換し、▲3四歩と「横歩取り」をして図2。

(▲2四歩△同歩▲同飛△8六歩▲同歩△同飛▲3四飛)

   図2

横歩取りでは歩を2枚以上キープすることで攻め味が広がります。

歩得の先手か手得の後手かという戦いになりやすいのが特徴。

図2から後手も同じように横歩をとろうとするのは・・・

   図3

▲2二角成で将棋が終わります(図3)。

△同銀は▲3二飛成で詰めろ(詰みの一手前)、△同金は▲3一飛成で王手金取りですね。

なので図2からは△3三角とあがるのがスタンダードです(図4)。

ここからは▲3六飛と進むのが普通ですが、▲6八玉の勇気流が流行っていたり、後手の飛車の引き場所、玉の囲い方などで千差万別の変化を含むので、ここまでを基本手順とします。

お互いに飛車角がにらみ合い、桂が跳び合う華々しい将棋です。

定跡が詰みまで研究されている変化が数多くあるので、ハメ手が好きな方やしっかり定跡を覚えられる方にオススメです。

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