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一歩持ったら十字飛車

  • kpumigoshogibu
  • 2018年3月28日
  • 読了時間: 1分

歩にまつわる格言として、「三歩持ったら継ぎ歩と垂れ歩」というのがあります。

継ぎ歩は相手の歩の前に歩を打つこと。

敢えてとらせることで、もともと相手の歩がいた空間にこちらの歩を打てるようになります。

こうして敵陣すぐのところに打った歩を垂れ歩と呼びます。

戦型にもよりますが、なかなか三歩を持てる機会というのは遅く、中終盤の手筋(技術)と言えるでしょうか。

個人的には「一歩持ったら十字飛車」を推したいと思います(そんな格言はないのですが)。

十字飛車とは飛車を縦と横の両方に利かせて使うことです。

例えば、飛車先の歩を突いてとらせ、継ぎ歩をし、飛車で相手の歩を取り返したときに、敵陣への利きと五段目の横への利きで両取りをかけたりすることができます。

もちろん、そうしたはっきりした狙いがなければ、継ぎ歩をする意味は全くありません。

継ぎ歩は相手に貴重な歩を渡す行為でもあるので、適応はしっかりと考えましょう。

 
 
 

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