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マイ戦法を持とう!

  • 管理人
  • 2017年7月29日
  • 読了時間: 3分

こんにちは。最近は部活休止のため、ネット将棋をしている管理人です。

さて、今回は初心者を悩ます戦型選択の話。

将棋の戦型というとざっくり…

1.居飛車vs居飛車(相居飛車)

2.居飛車vs振り飛車(対抗型)

3.振り飛車vs振り飛車(相振り飛車)

の3つにわけられます。

1は矢倉、横歩取り、角換わり、相がかり、1手損角換わり等。

2は振り飛車の飛車を振る位置によってざっくりと四間飛車、三間飛車、中飛車、向かい飛車。

居飛車の作戦によって、棒銀、斜め棒銀、早仕掛けのような急戦型と天守閣美濃、穴熊、銀冠のような持久戦型に分けられます。

細かい分類まで話し出すとかなりややこしいので割愛。

3はお互いの飛車の位置、囲い(金無双、美濃、矢倉、穴熊等)によって変わります。

マイ戦法を持っておく利点として、ひとまず居飛車か振り飛車かを決めてしまえば、居飛車党(辛党、甘党みたいに居飛車を好む人のこと)なら1と2、振り飛車党なら2と3の指し方を習得すれば、相手が何であってもなんとかなるじゃん!というわけです。

じゃあ、どの戦法を採用すれば良いのか?と問われるとこれはどうしても個人個人の好みの問題になるかなと思います。

例えば普段対面で指す相手、好敵手がいるなら、その相手の戦法に勝てそうな戦法を勉強する…とかいうのが最も一般的でしょうか。

ここでは参考までに管理人の将棋ウォーズでの戦型選択をあげてみます。

ゴキゲン中飛車は管理人のMy favoriteとも呼べる戦法で勝率もそこそこ。

後手番対居飛車のエース戦法として活躍しています。

ゴキゲン中飛車で稼いだ星を見事に同じだけ食ってしまっているのがこの四間飛車。

相手の作戦が見えない先手番のときに採用することが多いのですが…

採用数が少ない三間飛車でも同じような傾向が見られ、どうもゴキゲン以外の振り飛車を使うのは苦手のようです。

居飛車はいろんな形を使うので、対振り飛車で多用する船囲いの画像を。

ここから先は早仕掛けと穴熊を使うことが多いですが、居飛車採用時の対抗型の勝率はまあまあ良いようです。

振り飛車採用の対抗型時に多用する美濃囲いですがこれは…笑

この傾向をつい最近(今月)知ってから、ゴキゲン以外の振り飛車はあまり指さなくなりました。

採用数が少ないので相居飛車の画像はあげていませんが、少なくとも振り飛車を使うよりマシでした。ちなみに相振り飛車は滅多に指しません。

管理人はオールラウンダーを名乗っていますが、勝率の観点から見れば居飛車を軸に相手が居飛車とわかればゴキゲン中飛車を使うという選択をしたほうが良さそうですね。

あくまで早指しの将棋ウォーズの記録ということを忘れてはいけませんが、こんなふうに統計をとって勝率から戦型選択をしてみるというのもひとつの作戦かもしれません。

…なにはともあれ、戦法を選ぶことは1局の将棋の方向性を決めることであり、将棋を指していて楽しい瞬間かなと思います。

ぜひお気に入りのマイ戦法を選び、習得して、たくさん指してみてください!

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