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こころの持ちよう

  • 管理人
  • 2018年1月30日
  • 読了時間: 3分

棋士にはメンタルの強さも必要ということで、今回はこんな話題。

ただ、囲碁将棋成分は少なめで、盤面から離れて人生をテーマに考えてみる。

世の中には自分とそりの合わない人、理不尽な人がたくさんいると思います。そういう人たちの気に当てられて、へこんでしまわないためのこころの持ちよう。

ひとつは、常にポジティブにいること。「まあ、こんなときもあるよ」というふうに受け流す。

もうひとつは、常にネガティブにいること。「まあ、いつだって私の人生はこんなもんさ」と諦める。

どちらにしても大事なのが必要以上に気にしないこと。それができるまではなかなか立ち直ることができません。

人生においてはいろんな人とつきあっていかなければならないので、ただただ事なかれ主義でトラブルを回避し続けていくことは難しい。いつかは理不尽たちと戦わねばならない。

しかし、不運にも集中的な攻撃の槍玉にあげられて、心身に不調をきたすこともあるだろう。そうならないためになるべく目立たないように生きるのもやはり大切だ。

攻撃を予測して未然に予防線を張る終わりの来ない戦いには、疲労が積もり積もって限界がやってくる。それを理解したうえで、しんどくてつらくてどうしようもなくなったとき、好きな人たちから、そしてなにより自分自身から「よく頑張ったね」と声をかけてもらえるかどうか。

疲労を回復するためには、こころを軽くするには、自分自身を認めてもらえることが一番なんですよっと・・・。

人間同士の心理的衝突には、致命的なミスなど一方に完全に非がある場合と、一方が良かれと思ってやったことが他方にとって好意的に受け取られず、見解に相違がみられる場合の2種類に分けられると管理人は思っています。後者のほうが圧倒的につらいんですよね。

どちらにしても起こってしまった衝突は仕方の無いものとして、次にどうするか、活かしていくよりありません。わだかまりは時間をかければ往々にして解決することもあります。

人間というのは不思議なもんで、今日がどれだけ幸せな一日でも、明日は悪い人間に足下すくわれて不幸になっている可能性がある。だから、安定なんて求めちゃいかんのですわ。

ここまであくまで人生をテーマに書いてきましたが、赤太字で書いたところなんかは、囲碁将棋含めていろんな場面で役に立つんじゃないかと考えています。

アマチュアの将棋なんてミスのオンパレードで、双方がお互いのミスを責め合うもんです。

例え有利になったとしても有利を維持するためにひよった手ばかり指しているんじゃ、相手にポイントを稼がれて気づけば逆転なんてことが、管理人の一番大事だった対局でもありました。

実力をつけるのが最も重要なのは言うまでもありませんが、繊細な中終盤を乗り越えるメンタル面の強弱によって、勝敗は変わってきます。

常に実力を出し切るために、百折不撓、とまるんじゃねえぞ!ってことで。

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